看護師 ハラダさんの働き方
- パート
- 9:30 ~ 16:30
- 休憩45分
- 週4回
- 子育てと両立
看護師の仕事に一直線だった総合病院勤務の新人時代
看護師の資格を取得した後、総合病院で勤務をしていました。今思えば、総合病院は入院退院のスピード感が早く、やることが多かったです。もう本当に業務に追われる日々っていう感じで、ゆっくり患者さんとお話しすることが少なかった印象です。まだ独身だったこともあり、仕事に一直線すぎました。私は結構仕事が好きということもあるのですが、私生活と仕事が一体となっていました。
子育て中心のブランク6年間を経て訪問看護師へ転職
総合病院で産休・育休を挟んで約6年働いた後、子育てを理由に看護師の仕事を離れました。3人の子育て中心になったんです。それから6年ほど看護師の仕事から離れていました。6年間のブランクです。ただ、子供が小さいですが、もうちょっと働いてお金をしっかり稼ぎたいなと思って、訪問看護師の求人を探しました。ずっと訪問看護に興味があったんです。総合病院にいたので訪問看護に興味がありました。ご縁があり、西尾市内の訪問看護ステーションいこいの里で訪問看護師として働き始めました。
訪問看護のお仕事は新しい分野なので、不安があることはありました。ただ、慣れていくだろうと前向きに感じていました。最初は先輩の訪問看護師に随行して様子を見させていただくところから始まり、少しずつ慣れていきました。
訪問看護ステーションいこいの里で訪問させていただくご利用者様は、サービス付き高齢者住宅をご利用の方が多いので、思っていたよりも協力してくださる方が多いなと感じました。サービス付き高齢者住宅の事務員の方から様子を教えてもらったり、介護士の方と情報共有や相談ができたり。そのあたりはやりやすくてありがたいなとプラスに思っています。ご利用者様とは一対一で向き合うのが基本ですが、サポートしてくれる方、相談できる方が多いので、仕事がしやすいと感じています。
ブランクを経て、子育てと訪問看護師のお仕事のバランスを取れるように
働く前は、6年間のブランクの影響は大きいだろうなと思っていたのですが、働いてしまえばもう大丈夫(笑)。不安はありましたが、働いてしまえば思ったより早く慣れることができたと思います。6年くらいで戻って良かったなと思います。
6年のブランクの間に子育てを経験して、力を入れすぎないで働くことができるようになりました。独身の頃は力を入れすぎだったと思います。うまくバランスを取ることができるようになって、ちょうど良いかなと思います。多分、ご利用者様とか一緒に仕事をされている方にもメリットがあると思います。
総合病院は治療をしに来る方々なので、看護師としてもそこに集中します。早く治療をして早く回復していただくことが目的になるのですが、訪問看護は生活と向き合います。長い目で見て症状も焦らずゆっくり見ていくので、ご利用者様の生活や好き嫌いに合わせた対応が落ち着いてできると思います。
訪問看護師として期待していた働き方ができている、その先に
私の働き方は週に4回、9時半から16時半までです。とても働きやすいです。子供の調子に合わせることができています。子供の用事などがある時などは、時間を変更してもらったりしているので、すごくありがたいなと思います。訪問看護ステーションいこいの里は働きやすそうだと感じていたので、期待していた働き方ができているかなと思います。
忙しい総合病院だと業務に追われてゆっくりご利用者様と話せないと思います。もっとご利用者様とのコミュニケーションを大事にしたいと訪問看護に興味を持つ方も結構いると思います。訪問看護は、自分が判断しないといけないことが多いので責任は大きいと思いますが、いこいの里はご利用者様がサービス付き高齢者住宅に住んでいらっしゃる方が多く、相談できる人がいるのはブランク明けの看護師さんにとってすごくやりやすいと思います。
そうは言っても6年のブランクはありますし、勉強したいなと思います。爪切りやフットケアにも興味がありますので、仕事と子育ての時間をうまく使って、勉強してみたいです。