デイサービス介護職に転職。介護の世界で、新たな一歩を
アイリンク・ケアに転職する前、特別養護老人ホームで13年ほど介護の仕事に携わっていました。管理栄養士として就職した会社が病院や介護施設を持っていたことから、介護職へ異動することになったんです。最初は葛藤もありましたが、常時介護や認知症など、さまざまな方と接するうちに、この仕事の奥深さを知り、魅力に引かれていきました。
転職のきっかけは、子育てです。数年前に西尾市に引っ越し、3人の子どもを保育園に送り職場に到着するまで2時間もかかっていました。時短勤務だったこともあり、給与もそれほど多くなく、転職を考えるように。当初は西尾市内の特別養護老人ホームを検討していましたが、子どもたちがまだ小さく、早番や遅番の勤務が難しかったこともあり、なかなか希望する施設は見つかりませんでした。
そこで、昼間勤務できるデイサービスに切り替え、見つけたのが、いこいの里 丁田館でした。施設の雰囲気もよく、管理者としての道を歩むことになりました。ここは日曜日も営業しているため平日の休みが取りやすく、理想的な働き方ができています。
管理職として笑顔を増やすことが、デイサービスの魅力アップに
いこいの里 丁田館が、利用者様やご家族、ケアマネジャーさんに選ばれるために、何をすべきか常に意識しています。新しい施設も増えていますし、利用者様の満足度アップを目指し、管理職としてさまざまなことにチャレンジしています。
例えば、誕生日会や、スタッフの手料理をふるまうランチ会などを開催しています。農作業をしていた方が多いため、野菜づくりや園芸を楽しめるプランターを用意すると、みなさん張り切って参加してくださいます。他にも、ひなたぼっこができるようソファ席を設けたことで、利用者様同士のコミュニケーションが自然と生まれるきっかけになりました。
施設には70代から100歳以上の方まで、さまざまな年代の方が利用されています。最近ではスマホを使いこなす利用者様も増えており、私のテレビゲーム機を持ち込んで、将棋やオセロ、マージャンをテレビで楽しむ計画も進行中です。時代にあわせた新しい取り組みを積極的に行っていくことも、これからのデイサービスの役目だと考えています。
笑顔を提供し、利用者との絆を深めていく
スタッフ同士が協力しながら、利用者様との楽しい時間をつくり出すことにも積極的です。コロナ禍で外出が制限されたとき、それなら施設内でイチゴ狩りをしよう!となり、近くの農園で規格外のイチゴが安く売られていることをスタッフが調べ、朝から並んで手に入れることができました。ハロウィーンなどのイベントではスタッフが仮装し、利用者様を楽しませることも。ちなみに私はランチ会で唐揚げを6kg揚げたことがあります(笑)。スタッフがここまでがんばれるのは、利用者様の笑顔があるからこそだと感じています。
利用者様との信頼関係を築くことを心がけ、日々のコミュニケーションを大切にしています。私たちの目標は、「また来たいと思える、笑顔で過ごせる場所」をつくること。利用者様はもちろん、ご家族にとっても安心してレスパイトの時間を過ごしていただきたいと考えています。「表情が明るくなった」「ここに預けてよかった」といった、ご家族からのお言葉は、本当にうれしく、やりがいにつながっています。
私らしく働けるデイサービスで、介護を通じ喜びを分かち合う
この職場は、多様な働き方ができる場所です。シフト制で、1日4〜5時間からでも働けるので、小さなお子さんがいる方でも安心して働けます。子育て中のスタッフも多く、子どもが急に熱を出して休むことになっても、お互い様の精神でサポートしあっています。
元気で明るく、前向きな人は、介護の仕事に向いていると思います。さまざまな利用者様がいらっしゃるため、真面目すぎる人は少しつらくなってしまうことがあるかもしれません。スキルは実践を通じ、学びながら身につけられるので、介護が好きであれば、未経験でも問題ありません。よりよいデイサービスにするためのアイデアがあれば、積極的に提案してください。喜びを分かち合いながら、一緒に働けることを楽しみにしています。