介護タクシー運転手に興味を持ってからの長い道
以前はホテルマンでお仕事をされていたクロヤナギさん。人と接するお仕事はお好きで、ホテルの現場のお仕事は大変だけど楽しくやれたそうです。その後ホテルの営業職に異動となった後も、精力的にお仕事をされていらっしゃいました。営業戦略を立てる際、介護施設や介護を必要とされている方へのアプローチを考えた時があったそうです。その際に、介護業界を知り、ぼんやりと「介護タクシー運転手のお仕事もいいかもな」とお考えになられました。
介護タクシー運転手の求人や仕事を調べると、2種免許の資格が必要だと知りました。介護タクシー運転手の仕事を念頭におきながら、とりあえず介護施設で働くことにしました。介護士としてデイサービス、グループホームで勤務し、夜勤を経験するなどしました。介護の現場を体験し、そんなに大変ではないという印象だったそうです。ただ、様子を見ていてマネジメントは大変そうだなという印象でした。
介護のお仕事の経験を積まれ、改めて「介護の業界にいる中で何をしたいのか」と自問自答され、介護タクシー運転手の道を模索されます。人と接するのはもちろん、お年寄りの方と接することが好き。どうせ介護のお仕事をやるなら、管理者として責任を持ちつつしっかり報酬をいただきたいとお考えを整理されました。
接客の経験が活きた、介護タクシー運転手への転職
そんな中で見つけた求人が、アーク・ケアタクシーの介護タクシー運転手のお仕事でした。最初から「やりたい」と思って面接をされます。不安はあったけれど、やろうと決めていたので、前向きに始められたようです。
実際に始めた介護タクシー運転手のお仕事。ある程度想像していた通りでした。デイサービスで車の運転をしており、西尾市内は子供の頃からよく知っていたこともあり、比較的最初からスムーズにお仕事ができました。介護のお仕事の経験などを積まれ、計画的に介護ケアタクシー運転手に慣れたことが大きかったですが、その中でもホテルマンとしての接客経験が大きかったようです。「介護のお仕事は接客であり、サービス業」クロヤナギさんの言葉に力が入ります。「接客と介護の経験があり、車の運転が好きなら、介護タクシー運転手に向いています。」自らが体現されていて説得力があります。
3年後、管理者にとなりました。「それなりに大変でした。」とクロヤナギさんは笑います。自分としてはなんとかできているかな、とのこと。管理者として売り上げアップや規模拡大を目指していきたいと、未来を前向きにお話しされる姿が印象的でした。
趣味ではお子さんが生まれた際に入手された六速のマニュアル車をかれこれ20万キロを超える程に乗っていらっしゃいます。
「運転が好き。接客経験がある方が向いていると思います。30代など若い方でも歓迎しますし50代でもOKです。パワフルな方に来ていただけると嬉しいです。」未来の仲間についてこうおっしゃっていたクロヤナギさん、ご自身が一番パワフルで車好きに溢れていました。